ソリティア(クロンダイク1枚取り)攻略1

最近、一周回ってこのゲームをやってます。超基本のこのゲームですが勝率はとあるサイトによると25%程度とあまり高く有りません。(そのサイトのゲームではクリア不可能配置が出ないようなので、普通にトランプでプレイすると、さらに0.8掛けで約20%ぐらいと思われる)

ですが、コツさえ掴めば割と簡単に勝率50%を超えられます。

まずは攻略の前に、クロンダイク1枚取りがどんなゲームかを、ルール以外の視点で解説します。ルールは別の所で予習しておいて下さい。なお、ここでは以下の用語を使います。

場札:7列あるメインの場所に置かれた札

列:場札の列のこと

列の札:場札の列の開かれている札のこと。また、開かれているカードの並びの最も大きいカードを底、最も小さいカードを表面、その他を中と呼ぶ

山札:カードを捲る際に使用するカードの山と、すでに捲られた札の両方

組札:各スートごとにAから順にカードを並べる場所に並べた札、又は場所そのもの

 

さて、このゲームは伏せられた合計21枚の場札を全てオープンにするゲームです。最終的には組札に全て移すまでの手数を数えますが、今回はクリア率にのみこだわるので割愛します。

また、開けるカードが無くなってしまうと負けになります。開けるカードが無いという状況をもう少し詳しく見ると、

1、まだ伏せ札が残っている列について、山札のカードを活用しても、他の列へ底から全部移動させることが出来ない。

2、組札へ移動できる札が無い

となり、各手番において、この2つの状況を引き起こす可能性が低い手を選択することが勝率を上げる為には必要になります。

また、もう一つの負けパターンとして、動かせる所を見落として、負けて無いのに諦めてしまうパターンがあります。特に見落としやすいのが組札への移動で、列の途中から上を移動させて、出てきた札を組札へ移動させるパターンが見落としやすいです。表面と山札には組札へと移動できる札が無い状況から、10枚以上組札へ移動させてクリアできる場合もあったりするので、中の札も組札へ移動できないかをよく確認する癖はつけましょう。

逆に山札から場札への移動は全く意味がない場合があるので注意が必要です。そのカードを列に積み上げた結果、どれかの列が移動できるのが確実な状況以外は動かす必要は無いので、複数のカードを列に積み上げて他の列の底に繋げる場合は山札の中に必要なカードが揃っているか確認した後に動かす事が基本です。(時間や手数に拘らない場合)

上記を踏まえた上で、次回にもう少し具体的なリスクの分析を行います。