VCファミコンウォーズ

 ブルーでクリアしたので、次にレッドで考察しつつのプレイ。カッコ内はとりあえずのクリア日数。ただし、セーブ&リセット無しにつき、速攻クリアに特化していない安定プレイですのであくまで参考程度に。
 攻略と言うよりは、僕の好きな戦術紹介ぐらいの感じ。
基本テクニック
1、最大部隊数に気をつけつつ、数の暴力で攻める
2、占領のラインを最初に見切って、そこまで一気に歩兵を進める。
3、搭載や合流は必ず行動済みのユニットにかける。
4、全補前に、補給の不要なユニット(主に歩兵) は、行動させる。最序盤は全補を使用しない。
5、序盤は次のターンの収入と生産を見越して計画的に生産を行う。
6、後半は、戦場に到達するのにかかるターン数を見越して生産を行う。

小技(有効かどうかは各自で判断してください)
・陸上マップの序盤で装甲車×2+自走砲Bの組み合わせは資金に無駄が少ない。
・安全な輸送経路には傷ついた部隊を使用する。1機の輸送ヘリが10人の歩兵を運べる。

ソラマメジマ(14日)
 一見左右対称だけど、先攻の赤有利すぎワロタ。最初に生産した装甲輸送車を突っ込ませて妨害しつつあとは戦車Bと自走砲Aをバランス良く生産して押してゆけばOK。1都市も占領させずにクリア可能。とどめ用に戦車Aを生産するタイミングが未だに良く分からない。自走砲Bも序盤に1機だけ生産すると、意外な活躍を見せる。

ドーマツジマ(10日 ⇒ 8日)
 赤有利のマップで、負ける要素無し。森林地帯は歩兵で軽く占領かけつつ、装甲輸送車に歩兵を積んで一気に押し込んでしまえば終了。短期決戦で相手の防衛線を切り崩すだけで、相手に自走砲A等の大型兵器を作る暇を与えないので、自走砲はBで十分。
 占領捨てて突っ込んでみたら8日で終了。ただ、攻めきれないと多少リスキーな感は否めない。

オニギリジマ(19日)
 都市の配置からして赤有利の為、自走砲と対空ミサイルを並べながらじっくり攻めても良いが、その場合はかなり日数がかかってしまう。とにかく序盤からひたすら歩兵と戦闘工兵を敵陣に送り込むのが吉。特に戦闘工兵は高射砲や対空ミサイルに打撃を与えられる為、非常に有効。

タマタマジマ(20日)
 初期資金で戦闘機A1機と戦艦2艦で制空権と制海権をさっさと握ってしまえば勝利は近い。戦艦の弾切れのタイミングを見計らって、もう1隻送り込めるとなおベター。あとは輸送ヘリでひたすら戦闘工兵を送り込みつつ、爆撃機で押し込んで終了。揚陸艦は不要。

マガタマジマ(22日)
 とりあえず、2ターン目で装甲輸送車を生産してなるべく奥まで歩兵を運んでしまうのが吉。終了直前期に自走砲Aを生産すると、海越しに攻撃できることは覚えておくと良い。個人的には赤でも青でも苦手ステージ。

ハゴロモジマ(21日)
 若干赤不利程度で、余り差は無い。序盤の生産で明確に歩兵と戦闘工兵を使い分けられると良い(奥に送る部隊は戦闘工兵、手前を占領する部隊は歩兵)。また、敵が早期に戦艦を投入してくるので、爆撃機で対抗したい。
 また、早めに戦艦を投入して、敵の揚陸作戦を妨害してゆかないと、キリが無い。一旦2艦用意して、右端の港を占領しておけば制海権はもぎ取れるはず。
 あとは戦艦・爆撃機・戦闘機をバランス良く作っていけば押し切れる。上手く輸送ヘリを囮に使って艦砲射撃で敵戦力を削ぐと良い。

キメンハントウ(22日)
クリア自体は簡単で、歩兵で道を封鎖して、自走砲で撃てば簡単に押し返せる。占領よりも道封鎖を優先することがコツ。

ペケジマ(26日)
 輸送ヘリを有効に活用すれば、全ての空港と港を押さえることはさほど難しくない。高額ユニットは、戦艦対策の爆撃機が優先で、次に戦艦。最後の詰めを考えると、中盤に戦艦を大量生産しておきたい。詰めの段階では最終ターンに間に合うように戦闘機を何機か送っておくと、空港を押さえるロスが無いのでスムーズに事が進む。

アララサンミャク(19日)
 COM戦だけ考えれば地形的に赤有利。初動でどこまで道を塞げるかがポイント。一番遠い空港に手を伸ばすよりは、手前を抑えて早めに収入を上げた方が良さそう。戦闘工兵+輸送ヘリと爆撃機で押した結果がこの日数。最後に自走砲が欲しいシーンはあったが、おそらく作るタイミングが無かったように思う。

チリジリガワ(23日)
 上段の空港の先の都市郡が激戦区。奥を占領する部隊はなるべく戦闘工兵で構成しないと押しつぶされる。赤の場合は自走砲Aがかなり有効なので、早めに2台生産して、補給車とともに運用したい。終盤は戦車A ⇒ 爆撃機 と生産していけばOK。意外と戦線が上下に広がってしまう為に時間がかかる印象。

ノアカザントウ(18日)
 首都占領ならもっと早く終わるのだけど、今回は部隊全滅の場合を考察。左上の都市に自走砲を配置するのが有効なので、まずはそれを狙って兵を進める。敵のヘリや装甲車は、射程圏内に踏み込むと攻めてくる傾向にあるので、良く移動範囲を見極めながら進みたい。下方向には戦闘工兵の部隊とともに、補給車を1台配備した方が便利。

ツキノワジマ(28日)
 飛行ユニットが使用できない為、非常にやっかいなマップ。とにかくまずは戦艦で生産都市を叩き続けるのが一番手軽。赤だと湾外の港から生産された艦隊を止められないので、そこは揚陸艦を使って上手く妨害する。最後の上陸作戦は、ある程度陸上部隊を溜めてから、左右を上手く使って仕掛ける方が良い。揚陸艦の用意に資金を使って、陸上部隊は歩兵と戦車Bの混成部隊で十分と思われる。仕掛け始めたら一気に押し切るぐらいの準備は必要。

ハマキジマ(24日)
 接触ラインとしては、右側の空間を区切る山辺りを見ておく。とりあえずヘリで防衛線を形成したら、手前を占領しつつ、相手の歩兵を集中的に狙い撃ちして占領を可能な限り阻止する。中央部の都市を占領させないだけで、相手の弾切れのしかたが大分違ってくる。できれば対空ユニットの隙を見て、奥の道をヘリで封鎖しておきたい。
 後はヘリ+戦闘工兵と爆撃機を中心に送り込み続ければOK。 

サイコロジマ(22日)
 輸送ヘリと歩兵による道の封鎖によって相手の動きを封じつつ、自走砲Aを3機生産。その後は爆撃機の量産へとシフトして、終了。
 とにかく序盤の占領ユニットの動かし方が重要なので、どの部隊をどこへ送れば効果的なのかを考える必要あり。それ以外は力押しでなんとでもなる。

フタゴジマ(23日)
 久しぶりの赤不利マップかもしれない。ここはヘリ中心で敵占領を阻止したとしても、もともと敵の占領地域が広く、戦力を削れない為、まずは自走砲Aをいかに早く生産するかに特化した動きが推奨。また、空港が無い為に航空部隊は序盤に作っても後半まで保たないので、最初は陸上部隊が中心で良いと思う。
 陸上部隊自走砲4機、高射砲2機、補給車1機程度がオススメで、残りは戦闘工兵+ヘリの降下作戦で押して行く。ヘリで上手く敵陣深くに戦闘工兵を送り込めば、一気に戦線を後退させられるので、そこを自走砲で押し上げていけばOK。最後はいつもの爆撃機で終了。

ユニット考察
歩兵:占領用ユニット。COMは自陣近くの歩兵に過剰反応を示すため、囮として最適。
戦闘工兵:占領と戦闘を両方こなせるが、移動力が低く、弾数が3しかないのでクセが強い。耐久力は低いが、安いのでコストパフォーマンスは良い。
装甲輸送車:歩兵殺し。輸送能力ではヘリに劣る為、航空ユニットがあるステージでの活躍は微妙。
戦車A:最強の陸戦兵器だが、コストが高い。揚陸作戦のような輸送コストが高いステージでは活躍できる。また、狭い道を突破するときのように突破力を求められる場面では頼りになる。機動力が高いため、戦車Bを追いかけるように生産して一気に止めを刺すのも良いが、読みが必要。
戦車B:コスト・性能ともに良好。器用貧乏ではあるが、陸上兵器のみのマップならとりあえずこれを生産しておけば押してゆける安心感はある。道が狭いマップだと、詰まってしまって突破できないケースがあるので、その場合は自走砲などを絡める必要がある。
自走砲A:安定の長距離砲。間接攻撃でアドを稼ぐのがこのゲームの基本。都市に置くのも良いが、複数機を運用するなら補給車を利用するのも良い。
自走砲B:安価な為、序盤で1機程度生産するとアドが取れるシーンも多い。多めに生産しても行軍の邪魔になることが多く、弾数が少ないために弾切れも多いと若干扱いづらい。
対空ミサイル:航空機が使用できる狭いマップがほとんど無い為、基本的に使いづらい。防御用の兵器。
高射砲:航空機に対して圧倒的なアドを取れる兵器。地上に対する攻撃手段が無いため、道が細いマップではやや使いづらい。
補給車:全補と行動で計2箇所で補給を行えるユニット。自走砲を使用するならあっても損は無い。
輸送ヘリ:ある意味最強ユニット。航空機が使用できるマップでは、これが無くては始まらない。歩兵や戦闘工兵の輸送・相手の歩兵の撃退・狭い空間の封鎖・爆撃機や戦艦などの包囲足止めなど、出来ることが山ほどある。
戦闘機A:制空権の要。量は必要無いが、大抵何機かは必要になる。また、後半の詰めの段階である程度生産しておかないと、敵のヘリや戦闘機が残って泣きをみることになる。
戦闘機B:戦闘機Aに弱いことを除けば優秀なユニット。不利な状況での防衛などでは、これで足りるシーンも多い。
爆撃機:攻撃の要。後半はこれを量産して力押しの場面が非常に多い。地上ユニットに対する安定した性能が売り。
戦艦:最強の火力を持つユニット。これで生産基地を叩く戦術は非常に有効。
揚陸艦海上の輸送ユニット。ただし、敵戦艦を削ったり、敵戦闘機を落としたりといった活躍の方が目立つ気がする。