そろそろ考察できそうなので、やってみる。
１、パーティーのバランスに関して：パーティーのメンバーのバランスは、４人なら攻撃２人、防御１人、補助１人、５人ならそれに加えて攻撃的補助役を加えるのがバランスが良いように思う。少なくとも、2ndの頃のように全員が攻撃だと、ボスのタイプによっては詰む危険が高い。
２、ダイス数に関して：ダイスは多ければ良いというものでもないので、適正な数を保つことを考える。ダイス数が重要になるアタッカーは8〜16の間で振れるように調整すると良い。ダイスペナルティはよっぽどの特化した相手で無い限りキャンペーン中盤では7〜8個程度なので、ダイスの基本は大体16あればOK。侵蝕率で＋2は付くので、後14。内訳はエフェクトで3〜5、能力値で9〜11で良いかと。補助は戦術以外は期待しない方が無難。逆に戦術使いがいるなら、ダイスボーナスエフェクトは不要となる。戦術使いがいない場合でも、ダイスボーナスを切って、ダイスペナルティ無効系のエフェクトを取った方が結果的に終盤では強くなるかも。
３、補助に関して：補助役に求められるものとして、まずクリティカル値の低下が挙げられる。ただし、2nd以前のように2下げる必要は無いので、素直に1つＣ値を下げるエフェクトを取る。それ以外には、オートアクションやセットアップなどで動けるエフェクトを積極的にとっておくと良い。また、補助役の行動力は重要になるケースが多い。ノイマンで調達を担当する場合は無理だが、それ以外の場合は感覚に能力値を振って、セットアップでの能力使用で相手の先を取りに行くことが結果的に勝利に繋がる。
４、防御に関して：防御役に求められるものは安定したカバーリングによる、攻撃役への状態異常の阻止である。これを実現するには、状態異常対策と移動系の能力が欲しい。逆に装甲値やガード値は必要だがやや難しく、相手がガード不能や装甲無視を繰り出すことを考え、バランス良く取らなければならない。むしろ、侵蝕率上昇を抑えることを心がけ、リザレクトやタイタスを復活に使えるようにする方が良いかもしれない。もしもエグザイルが入っているなら異形の刻印がオススメ。
５、攻撃に関して：攻撃役は２人のうち最低１人は常にボスの防御をかいくぐれなければならない。防御は３種類、装甲、ガード、ドッジだ。装甲は装甲無視、ガードはガード無効、ドッジはＣ値上昇が有効な対策となるが、全てを揃えると火力不足が深刻になる。さすがにドッジでＣ値が６以下というケースは稀なので、ドッジタイプの敵に対しては補助とタイタスを絡めた速攻で倒すこととして、２人が装甲無視とガード無効をそれぞれ受け持つというのが現実的なラインだろうか。もちろん、余裕があれば両方抑えておくに越したことは無いが、それよりも範囲攻撃を先に取得しておいた方が良い。
６、攻撃的補助役：速攻で攻撃を行い、相手の陣形を乱したり、ダイスペナルティーを与えたり、雑魚を排除したりする役回り。行動値重視でコンセントレイトを３ＬＶにして、即全力を発揮できるようにしたい。装甲貫通能力やダメージ能力まで手が回らないので、選択するエフェクトはなるべく命中しただけで効果を発揮するものを中心に選ぼう。
７、ミドル対策：情報収集能力が一切無いとミドルで詰む。とは言え、社会を上げると弱体化してしまうのでちょっと…… ということも多い。まず、社会を上げるなら防御役が適任。ＨＰは下がるが、常備化ポイントは上がるので、防具である程度はフォローが効く。次にアタッカーの場合は、ソラリス＋ハヌマーンなら、交渉で戦闘可能なので、これも実は強力な組み合わせ。最後に補助役だが、この場合はノイマンの天性のひらめきが最強となる。社会を上げての調達と、戦術のダイスブーストによる戦力底上げが強いので、相手に先に動かれる不利を補うことは可能。また、ＧＭによってはイージーエフェクトや知覚判定を駆使することで切り抜けられるケースもある。この場合は、皆で要人への貸しと情報収集チームを購入しておいて、併用する。
