エンジェルハイロゥ(An)

 まず、Anは感覚の高さが目を引かれる。しかし、Anを射撃で組む場合は、範囲攻撃が無いことと、バッドステータスやダイスペナルティを与える攻撃が少ないことが弱点となるので、これらは他のシンドロームで補う必要がある。逆に火力面では、瞬間的な爆発力のみ劣るものの、装甲無視、ガード無効、C値上昇を備え、火力底上げにも事欠かない為優秀。
※範囲攻撃に関しては、ICのレーザーファンの登場により解消された。
 次に、AnでRC系で組む場合だが、RC全般に言えることとして、ガードを無効化できないので、どちらかと言えば範囲攻撃を中心にダイスペナルティや放心を与えていく方向性になりやすい。しかし、ダイスペナルティや放心を与えるエフェクトの対象が単体に限定されてしまっている為かなり組みづらく、あまりオススメできないと思う。ただし、スターダストレインを組み合わせた全体ペナルティ攻撃は強力ではあるので、そこに特化するのであれば一考の余地はある。
 Anの防御面は基本的に脆い。ただし、回避力はOrのハンドリングと組むことで非常に高くなる。また、妨害系のオートアクションはそれなりにあるので、補助を中心に立ち回るのであれば平均的性能。他には鏡の盾の性能が異常に高いので、これは取っておいて損は無い。
※ICで追加された鏡の中の人形、ショウタイム、ミラーイメージ等により、防御面は驚くほど強化された。フルスクラッチなら防御特化Anもアリか。特にショウタイムは凶悪で、仲間がエンゲージした対象に使えば低リスクで大きなダイスペナルティを与えられる。
 An特有の隠密化はかなりメタな能力。隠密化してからのメジャーアクションは時の棺を初めとした妨害エフェクトや、復讐の刃などの反撃エフェクトの対象にならない為、どうしてもシーン1回のエフェクトを通したいというのであれば一考の余地有り。ただし、ダメージを0にする切札は防げないので、要注意。